正しいブラッシングと歯間清掃具の使い方
投稿日:2023年8月21日
カテゴリ:予防歯科
正しいブラッシングのためには、正しい歯ブラシの持ち方をすることが大切です。
鉛筆が正しく持てる年齢になったら、歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ちます。
握るように持ってしまうと歯ブラシを細かく動かせず、歯垢の取り残しが増えてしまいます。ポイントは歯を1本1本磨くことです。
歯には咬み合わせの面と、頬側の面と、舌側の面があるので全ての面を磨く様にします。 歯垢が残りやすいのは歯と歯ぐきに接しているところです。ここはむし歯がよくできるところでもあります。
その他、むし歯のできやすいところは歯の咬む面の溝と歯と歯の間です。 歯と歯ぐきの境目と合わせて、むし歯の3大好発部位と呼ばれます。
正しくブラッシングをしても歯垢が取りきれない箇所があります。むし歯の3大好発部位でもある歯と歯の間です。歯と歯の間はぴったりと閉じているなど、歯ブラシの毛先が届かないのです。
そこで登場するのが歯間清掃具です。代表的な歯間清掃具は、デンタルフロス、歯間ブラシです。デンタルフロスは歯と歯の隙間が少ない人、歯間ブラシはサイズが豊富なので、隙間の大きな人にも対応します。 歯と歯の間を意識しないで歯間清掃具を使うとただ間の空間に器具を通しているだけになってしまう場合もありますので、左右の歯に沿わせて使うのが良いでしょう。
正しく、楽しく、効率的にお口のケアをしてみて下さい。
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