歯科金属アレルギー
投稿日:2020年9月11日
カテゴリ:歯科治療全般
みなさんは、歯科の金属アレルギーという言葉を聞いたことがありますか?
ネックレスやピアス、指輪などで皮膚がかゆくなったり、かぶれてしまう症状が金属アレルギーというイメージをお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。しかし、金属アレルギーをお持ちの方でも皮膚に症状がでない方もいらっしゃいます。それが歯科金属アレルギーです。
歯科では主に、保険診療のかぶせ物の材料に金属を使用することがあります。
たとえば
①口内炎ができやすい
②唇や頬や舌などの粘膜に炎症が起こりやすい
③味がわかりにくくなる味覚異常
などがあります。
他にも、全身に現れる症状もあります。すでに金属が入っていても全く症状がでない場合もたくさんありますが、将来的に金属アレルギーを起こす可能性もあります。
それを避けるための対策とはなんでしょうか?
金属を使わない治療=セラミック治療です。また、金属でも貴金属が多く含まれている自費治療で使用する金属であれば、アレルギーを引き起こす可能性は低くなります。
当院では、かぶせ物に関してカウンセリングの時間を設けさせていただき、材料の特徴などをしっかりと説明させていただき、患者様自身に決めていただいております。いつでもお気軽にご相談ください。
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