睡眠時の歯ぎしり・食いしばり
今回は睡眠時の歯ぎしりと食いしばりについてお話しします。
以下の項目で当てはまるところがある方は、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。
①家族から寝ている時の歯ぎしり音を指摘された。
②起きた時、顎に疲労感がある。
③歯が欠けやすい。
④治療した歯が壊れやすい。
定期的にお口のメンテナンスを受けている方でも、歯ぎしりや食いしばりに対する適切な対応がとられていないと、お口の健康を損なってしまうことがあります。例えば、顎関節症や歯周病が悪化したり、歯の根っこにヒビが入ったり、また被せ物がかけてしまったりすることもあります。
原因のひとつとして挙げられるのが、睡眠の質です。口を閉じる時になどに使われる筋肉は、寝ている間安静状態になっているのが正常ですが、睡眠の質が低下することにより、その筋肉の活動性が高まってしまうのです。
言い換えれば睡眠の質を向上することで、歯ぎしりや食いしばりを改善できる可能性があります。
治療方法としては、スプリントとよばれるマウスピースをすることで、歯ぎしりや食いしばりの力から防護することができます。
気になる症状がある方は、ご気軽にご相談ください。
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