こどもの歯ぎしりの原因は?
投稿日:2020年8月28日
カテゴリ:小児歯科
子供の歯ぎしりは、歯がはえ始める生後6ヶ月ころから始まり、中学生くらいまで続くこともあります。
歯ぎしりには、良くないイメージがあり、不安になるかもしれませんが、大人のようにストレスなどの心因的原因はなく、歯のかみ合わせを調整するための生理現象といわれています。
とはいえ、何のために歯ぎしりをするのか、気になりますよね。
歯ぎしりの原因として、
①歯がはえ始めたことでおこる、かゆみを解消するため。
(歯がはえ始めると口の中がむずむずするので、それを解消するため自然と歯ぎしりしてしまいます)
②歯や、あごの位置を調整するため。
(歯ぎしりをすることで、本能的にはえてくる歯やあごの位置を正しい場所に移動させています)
③あごの筋肉をきたえるため。
(歯ぎしりをすることで、あごの力を強くしています)
基本的に子供の歯ぎしりは、治療対象になることはほとんどありませんが、歯がすり減ったり、場合によっては歯が欠けたりすることがあります。定期的な検診でチェックしていきましょう。
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