チタン・コバルトクロムの違い
投稿日:2025年1月30日
カテゴリ:歯科治療全般
入れ歯の種類についてお話したいと思います。
皆さんは入れ歯と聞くとそれだけで、なんとなく嫌だなとあまり気の進まない方もいらっしゃる
と思います。
ですが、入れ歯の種類によっては快適にお使い頂ける物もあります。
まずは、大きくわけると保険で作るプラスチックの入れ歯と自費で作る金属が使用されている
入れ歯の2種類があります。
金属を使用した入れ歯の中でも、コバルトクロームとチタンの違いについて
お話をしたいと思いす。
まず、コバルトクローム金属床です。
特徴としては、
・薄くて、丈夫
・プラスチックより違和感が少ない
・金属なので熱伝導がよく、温かい・冷たいが感じられて美味しく食事がとれる
・腐食しにくく、汚れがつきにくい
次に、チタンはインプラントにも使用されたり体に埋め込んでも安全性の高い金属です。
人工関節等に使用されることがあります。
特徴としては、
・金属アレルギーが出にくい
・金属の味がほとんどしない
・軽量な為より薄く感じられて、違和感が少ない
・金属なので熱伝導がよく、温かい・冷たいが感じられて美味しく食事がとれる
・腐食しにくく、汚れがつきにくい
2つを比べると大きな違いはチタンのほうが軽く、金属として優れている物というのが分かるかと
思います。
ですので、チタンのほうがコバルトクロームより違和感が少なく快適にお使い頂けます。
もちろん、コバルトクロームも金属の為、薄く、食事の味が分かるという事からも
プラスチックの入れ歯と比べると快適にお使い頂けます。
金属の入れ歯はプラスチックの入れ歯の3分の1の薄さです。
そして、金属の入れ歯の場合修理が可能な場合もあります。
入れ歯に対しての固定概念が少しは変わったのではないでしょうか。
保険か金属か…悩まれている方は、まずは保険の入れ歯を使用し入れ歯自体に慣れてから
金属の入れ歯を使用するという事も可能です。
今、プラスチックの入れ歯を使っていて悩まれている方
入れ歯を考えているけどなかなか気が進まない方 是非、お気軽にご相談下さい。