お口の炎症は金属アレルギーかも?
投稿日:2024年7月5日
カテゴリ:歯科治療全般
口内炎が頻繁にできる、舌がピリッと痛いという症状はありませんか?もしかしたら、金属アレルギーかもしれません。
金属アレルギーとは、歯科治療で使用される金属が原因で顔や全身にアレルギー症状を発症することをいいます。
アレルギーの原因物質は血液の循環によって全身に回ることから、さまざまな部位に症状が出ることが特徴です。例えば、口内炎や歯肉炎、舌炎などのお口の症状だけでなく、口の周りや背中、手や足など、全身の皮膚に湿疹などの炎症が現れることもあります。
お口の中に金属を入れてすぐに発症する訳ではなく、数年後に突然発症することもあります。
金属アレルギーの治療についてです。
必要に応じて、皮膚科でアレルギーの原因となっている金属を特定するためにパッチテストを受けていただくこともあります。
原因金属を特定出来たら、口腔内から原因金属を取り除きます。
その上で仮歯や詰め物を入れ、症状が改善するか経過観察していきます。
症状の改善が確認出来たら、安全な被せ物の種類、素材で治療し直します。
当院では、金属を使用しないセラミック治療も数多く行っております。
気になる方は是非一度ご相談ください。
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