バイオフィルムという言葉を聞いたことはありますか?
投稿日:2024年2月2日
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バイオフィルムとは、細菌が炭水化物を分解して出来た、水に溶けない粘着性の生物膜のことです。
お風呂場の排水溝や、キッチンの三角コーナーのヌルヌルと言うと分かりやすいでしょうか。
バイオフィルムは歯に強固に付着して細菌を取り込み、細菌の塊を作り出します。
このバイオフィルムの中の細菌は、抗菌薬からも守られ、炭水化物を発酵させて有機酸(乳酸、酢酸)を産生します。
これらの酸が歯の中のカルシウムやリンを溶解してしまうのです。
歯の表面からカルシウムやリンが少なくなってしまうと白く白濁してしまい歯が脆くなり虫歯に繋がってしまいます。
バイオフィルムの形成を防ぐために、歯ブラシやフロスなどを使い、歯垢(プラーク)を除去しましょう。
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