お口と認知症の関係とは!?
投稿日:2020年7月22日
カテゴリ:その他
今回はお口と認知症についてお話したいと思います。
ここ数年で、歯科と認知症が密接に関係していることがわかってきています。
例えば、自分の歯がほとんどなく、入れ歯も使用していない方は、自分の歯が20本以上残っている方よりも認知症になる確率がおよそ1.9倍高くなるという報告があります。しかし、自分の歯が残っていなくても、入れ歯を使用することで認知症になるリスクを下げることができるということも報告されています。
さらに、歯周病になっている方は、歯周病菌が出す毒素などが血管を通って脳の神経を傷つけることで認知機能が下がるという可能性も考えられています。
つまり、歯科医院での治療やメンテナンスによって、自分の歯をなるべく残す、自分に合った入れ歯を使用することが認知症の予防につながります。
入れ歯は始めのうちは合っていても時間が経つと合いが悪くなってきます。どこか悪くなってから…ではなく、定期的なメンテナンスをぜひおすすめします!!
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