フッ化物塗布とは
いろんなところで「フッ素」は歯に良いという話を聞くと思います。
今回は「フッ素」とは何か簡単に説明します。
普段耳にする「フッ素」とはフッ化物応用というもの全体を指しています。
その中には健診や歯医者で行うフッ化物塗布や小学校で行われるフッ化物洗口も含まれます。その他最近ではほとんどの歯磨き粉にもフッ素が含まれています。
フッ化物は歯の表面にあるエナメル質を強化し、虫歯の原因である細菌が作る酸によって歯が溶けるのを防ぐ効果があります。子供の歯や生えたばかりの大人の歯には特に効果的なので私たちも定期的に塗布することを推奨しています。
フッ化物塗布を行った後は、少なくとも30分は食べ物や飲み物を食べること、うがいをすることは避けるようにお願いしています。それはフッ化物の効果は少しずつエナメル質に浸透し、歯を丈夫にするからです。歯の表面にできた虫歯のでき始めや形成不全にも有効であり、初期段階での治療により虫歯の進行を防ぐことができます。
フッ化物塗布は摂取しすぎるとよくない面もありますが、安全な量を使用しています。心配なことがあれば受診の際に相談してください。
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