小児歯科の意義とは?|新潟県長岡市の歯医者|あおば歯科クリニック

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小児歯科の意義とは?

投稿日:2023年2月14日

カテゴリ:小児歯科

今回は小児歯科についてのお話しです。

皆さんは小児歯科の意義について、不思議に思うことはないでしょうか。

乳歯のむし歯なんて、そのうち生え変わるし本人が痛くなければ放置してもいいんじゃないの?乳歯でもむし歯の治療が必要って言われたけど、なぜ?

今回は、そんな疑問にお答えしたいと思います。 乳歯のむし歯を放置してはいけない理由は大きく分けて4つあります。

①永久歯の成長に悪影響を与えてしまう。 乳歯のむし歯を放置すると、歯の根っこの先に膿が溜まり、骨の中で成長中の永久歯に悪影響を及ぼします。

②永久歯の歯並びに悪影響を与えてしまう 歯は口の中で、お互いに支えあって生えています。乳歯が、むし歯が原因で本来の交換時期より早く抜けてしまうと、その両隣の歯が倒れてきてしまい、結果として永久歯の生えてくるスペースがなくなり、ガタガタな歯並びになってしまう原因になります。

③食事に影響が出て、顎の発達を阻害してしまう 例えば、右の奥歯がむし歯になって噛みにくくなると、無意識のうちに左側だけで咀嚼するような癖(偏咀嚼、片噛み癖)がついてしまいます。噛む力は3歳で15kg、5歳で20kgほどあり、これだけの力が偏って顎にかかってしまうと、顎の成長が阻害され、顔全体のゆがみにつながります。

④永久歯がむし歯になるリスクが高まる 過去の研究(小児期から学童期までのう蝕罹患に関する経年的研究,小児歯誌,1998)から、乳歯列の時にむし歯が多かった人は、永久歯がむし歯になるリスクも高くなることがわかりました。具体的には、3歳時に9本以上むし歯があった子は、1本もなかった子の約2倍(!)のスピードで永久歯のむし歯が増加することが明らかになっています。

当院では小児歯科専門の歯科医師が治療を行います。 少しでも「むし歯かも?」と思ったら、はやめの受診と治療を行いましょう。

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