舌磨きで免疫力アップ
投稿日:2020年11月30日
カテゴリ:予防歯科
みなさん、歯を磨くことは当たり前になっていると思いますが、舌を磨いている方はあまりいないのではないでしょうか?
舌の表面には味蕾(みらい)という突起物がたくさんあります。舌の表面に、白色や黄色の苔(こけ)のようなものが付くことがあり、これを舌苔(ぜったい)といいます。
舌苔は、細菌や食べかすなどからできており、口臭や、味が感じにくくなる味覚障害などの原因になります。
舌苔の原因は
・柔らかいものしか食べなかったり、かまないという舌の動きの低下
・唾液の分泌低下
・口呼吸
・清掃不良
・免疫力の低下
・喫煙
・薬の服用
・口腔乾燥
などと関係しているようです。
また、舌苔がなくツルツルした状態や、部分的にはがれているような状態は栄養不足、消化器官の不調と関係している、とも言われています。
健康な方の舌の状態は薄いピンク色で、白い舌苔が薄く付いている状態です。
では、舌をキレイにするコツはなんでしょうか?
舌を強くこすって磨くと傷つけてしまいます。
お口の中が乾燥している時は、1度うがいをしてうるおいを与えてから、鏡を見て舌専用の舌ブラシで、奥から前に優しく磨きます。
あまり奥の方まで入れてしまうと気持ち悪くなってしまいますので気をつけてください。
ケアは毎日継続的に行うことが大切です!
キレイにすることで口臭の予防になり、舌に刺激を与えることで、周囲の筋力アップにもつながります。免疫力もアップし、健康にもつながります。
当医院では、舌磨き専用の舌ブラシもご用意しております。是非、気になる方はご相談下さい。
舌をキレイに保ち、新型コロナウイルスにも負けずに頑張りましょう!
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