歯周病が引き起こす全身への影響
投稿日:2020年6月8日
カテゴリ:歯周病
皆さんは歯周病が全身状態に関連している事をご存知でしょうか?
お口の中が汚れていると免疫力が下がり、ウイルスに感染しやすくなります。つまり、お口の中をいつも清潔にしておくこと(口腔ケア)がとても大切です。
また、歯周病菌は、お口から血管を通って脳や心臓など全身の臓器に回り、全身の病気を引き起こすこともわかっています。
例えば、以下のような影響です。
①脳 認知症のリスクが高くなる
②心臓 血栓ができやすく、動脈硬化のリスクが高くなる
③肺 お口の中の細菌が唾液と共に気管支に入り込み、誤嚥性肺炎のリスクが高くなる
④糖尿病 歯周病菌が増えると血糖値を下げるインスリンの働きが阻害されることがある
⑤骨 骨粗しょう症の人は歯周病になりやすい
⑥低体重児出産、早産のリスクが高くなる
とても怖いですね。
このように歯周病と全身の病気は深く関係しているので、お口の中を清潔にして歯周病菌を減らす事はとても大切です。
そして、予防には、歯周病を早期に発見して早期に治療する事、定期的に歯科医院でクリーニングしていく事をお勧めします。綺麗にすることにより免疫力も高まります。
新型コロナウイルス感染症が恐れられている今、自粛続きでお家にいることが多くなり、ダラダラ食べて歯磨きをサボり気味の方もいらっしゃるかと思います。
どうか、コロナウイルスに負けないためにも、口腔ケアを頑張りましょう!!
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