歯の根のお話し
投稿日:2020年10月19日
カテゴリ:歯科治療全般
以前のブログで根管治療のお話がありました。
歯の根っこと言っても、実際には自分で見ることができないので想像するのはなかなか難しいですね。
歯は前歯から奥歯まで、一本一本違う形をしています。歯の根っこも同様にそれぞれ異なった形をしています。
前歯は単根といって、基本的には根は1本で、奥歯にいくにしたがって、2〜3本になっていきます。
特に大臼歯と呼ばれる奥歯は根の本数が多いばかりでなく、根の形もとても複雑な形をしています。
そのため、根の治療(神経の治療)になると治療の時間や回数がどうしてもかかってきてしまいますし、根の中の状態によってはなかなか治らないといった状況になる事もあります。
歯が痛かったのに神経をとったら痛みがなくなったという経験はありませんか?
神経をとった直後は痛みがなくなっても、神経のかわりになるお薬をきちんとつめないと、ばい菌が知らず知らずのうちに根の周りまで広がることがあります。
痛みがなくても根(神経)の治療が始まったら、続けて治療することが大切です。
■ 他の記事を読む■