小児歯科での専門的な治療とは?
投稿日:2020年2月2日
カテゴリ:小児歯科
こんにちは、小児歯科担当医の鈴木です。
今日は改めて、小児歯科についてお話ささせて下さい。
小児歯科とは?
小児歯科とは、成長発育期にある子供の虫歯の予防や治療を行う診療科です。小児歯科では、単に虫歯の治療を行うだけでなく、歯磨きの指導や定期検査などを継続的に行いお子さまのお口の健康をトータルでケアします。
お子様の成長発育にあわせたむし歯予防や歯周病(歯ぐきの炎症)予防、むし歯の治療、そして歯並びやかみ合わせの治療を通して、健全なお口の環境を育成していきます。
大人の治療との違い
成長期にあるお子さまの顎や歯は日々成長し変化しています。 その変化を踏まえた上で、お子さまにとって将来問題になることを未然に防ぎ、健全な成長をサポートするのが小児歯科治療の最大の特徴です。当院では小児歯科専門の歯科医師が治療を行います。
また、使用する道具も大人と違うものが多く出てきますが、これはお子さんが快適に使用できるように工夫しているためです。初めて使うものについても丁寧に説明しますので、安心してください。
虫歯を放っておくと、、、
子どもの歯(乳歯)は、はえ変わりがあるからといって放っておくのは大変危険です。乳歯の下には永久歯の卵が成長しています。虫歯になると、乳歯の根っこを通って、永久歯の卵が傷つくことがあります。傷ついた場合、永久歯の色が変わったり、形がいびつだったり、最悪の場合ははえてこないこともあります。
そうならないうちに、早めに虫歯の治療を行ったり、検診により虫歯の有無を検査しましょう。
次回は、小児歯科治療での保護者の方への心構えについてお話します。
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