フッ素塗布で虫歯予防
投稿日:2020年1月13日
カテゴリ:スタッフブログ
フッ素には歯を強くする作用があります。食後、口内が酸性に傾き、歯の表面が溶け出します(脱灰といいます)。しかし、唾液によって中和され溶け出した成分が歯の表面に元に戻る、再石灰化が起きます。フッ素は、この再石灰化を強化してくれます。
特に乳歯は生えてから約2年は柔らかいため、歯の成分が溶けやすい状態です。定期的にフッ素塗布を行うことで、歯質が強化され虫歯になりにくい歯になります。
フッ素塗布は、歯が生えたころから小学校高学年まで定期的に行うことで、虫歯予防に非常に効果的です。
長岡市では1歳半、2歳、3歳の節目に無料で歯科医院でフッ素塗布を受けることができる用紙を配布しているので、虫歯予防のためにぜひフッ素塗布を受けて頂きたいと思います。
当院では、3歳以降も3~4ヶ月に1度の割合でフッ素塗布お勧めしています。
りんご味とぶどう味のお好きな方を選んで頂いています!
またご家庭でも毎日フッ素入り歯磨剤を使うことも大切です。歯科医院のものと比べると濃度が薄いですが、フッ素入り歯磨剤やフッ素スプレーがあります。うがいの出来ないお子さまはスプレーやジェルタイプがお勧めです。
当院には、ドラッグストアで販売されているものより少し濃度の高いフッ素入り歯磨剤もありますので、気になる方はスタッフまでお尋ね下さい。
フッ素は歯を丈夫にする効果があり、初期の虫歯ではあれば、再石灰化で歯が修復され虫歯の進行を抑制してくれる効果もあります。
虫歯予防のために、ぜひ定期検診とフッ素塗布を受けてみませんか?
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