歯ぎしり
投稿日:2023年11月2日
カテゴリ:その他
日中、何かに集中している時やパソコン、スマホを操作しているときに、無意識のうちに歯を噛みしめていることはありませんか?
また、眠っているときにキリキリ、ギシギシ、カチカチというような歯をこすり合わせる音がしていることはないでしょうか?
このような状態を歯ぎしりと言いますが、日中起きている時に生じるものと、眠っている時に生じるものがあります。
横方向にギリギリとこすり合わせるものをグライディング、上下の歯をぐっと噛みしめるものをクレンチングと呼びます。
グライディングは睡眠中に多くみられ、クレンチングは日中でも無意識に行なっていることがあります。
原因はストレスなどの様々なことが関係していると考えられていますが、現時点では詳しいことはわかっていません。
症状としては、歯が異常にすり減ったり、咬むことに関わる筋肉や顎の関節に大きな負担がかかることで顎が痛くなったりだるくなったりしやすいです。
また強い力がかかることで歯がかけたり詰め物が取れたり、歯周病の悪化につながることもあります。
治療方法として、睡眠中の歯ぎしりにはマウスピースを装着することで上下の歯が直接当たらないようにして歯や顎の関節にかかる負担を軽減します。
日中の歯ぎしりに対しては目につく場所に歯ぎしりを注意するメモを貼るなどして意識的に行わないようにすることが大切です。
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