生えた時から歯の色が違う?~エナメル質形成不全~
投稿日:2020年3月24日
カテゴリ:小児歯科
今日はエナメル質形成不全とよばれる、色の違う歯のお話です。
お子さんの歯を見ていて、あれ?歯の色がおかしい?と思われたことはありませんか?
エナメル質形成不全とは、エナメル質が上手く作られず、弱い状態で、白・黄・茶などの変色が認められたり、歯の形がいびつだったりする歯です。
乳歯にも永久歯にもみられ、その部分の歯質は弱いので、虫歯になりやすく、また、進行が早いと言われています。
原因は、遺伝、乳歯の外傷、ビタミンD不足など言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
「仕上げ磨きをしっかりしてるのに、何ですぐ虫歯になるんだろう」とお悩みの方、もしかしたら、それはエナメル質形成不全かもしれません。
どんなにしっかりケアしていても他の歯より、虫歯のリスクは高くなってしまいます。
当医院では、定期的に通院して頂き、クリーニングと、高濃度のフッ素塗布を行っています。
お子さんの歯の色が気になられた時は、ぜひご相談下さい。
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